すげー久々の考察。229時間目を読んで感じた事を元に考察してみた。
229時間目自体の感想はまた明日別途に書きますわ。
・フェイトの真意
229時間目にて、のどかのアーティファクトで明らかになったフェイトとナギは相打ちで
あったと言う事実。しかし、それにも拘らず、生きているフェイトとナギ(アル曰く)
この事から、20年前の大戦でナギが2代目フェイト(※1)を確かに倒した。
しかし、倒した際に、何らかの呪法や魔法具等で、フェイトに取込まれた。
もしくは、その体を乗っ取られたという事が考えられるのではないだろうか。
(※1:フェイトの本名が『テルティウム=3番目』と言う点から
現在のフェイトが3代目のフェイトという事ではないかと推測)
あれ。何だっけ? どっかの作品であったよな。こんな展開。
ああ。そうだ。少し考えて思い出した。かの名作『ロードス島戦記』だ。
灰色の魔女『カーラ』じゃないか!
本人はサークレットに宿した精神としてだけ存在し、自分を倒した相手の体を乗っ取り、
支配し、五百年もの長き間を生き長らえ、世界の均衡を調整してきたカーラ。
これって、そのままフェイトに当てはまらないかな?
数百年を生き、20年前の大戦では南北間の戦争を仕掛け、今回も各国勢力間の牽制を
誘発させ、戦争が起きる様に煽っている。しかし、フェイトの目的は、世界を救う事だと言う。
そして、自分と敵対する事は世界の守護者となる事だと。
これは、
真の平和は白(正義)にも黒(悪)にも染まらず、灰色である事。
世界は一つの力を頼りにしてはいけない。その崩壊の時に
大破壊が起きるから。世界は常にバランスが保たれていなければ
ならないと言う考えの元に世界の均衡の天秤を調整し続けた
カーラの真意と一緒だと私には思える。
・フェイトの正体
そして、前に武道会でアルがエヴァに対してナギについて言っていたこと。
『生きてはいるが、かつての姿では存在していない』
これは、レイリアがカーラに乗っ取られた時に大ニースがマーファ神から受けた啓示である
『生きてはいるが、存在しない』
そのままではないだろうか。この点と上記の真意から、フェイトはまさにカーラと同様に
自分を倒したナギの肉体を乗っ取り、支配したのではないのか? ただし、フェイトの
体が少年の体である事を考えると逆に、ナギの精神を取り込み、ナギ自身の肉体は
石化等で封印されていると言う事も考えられるかもしれない。
この2点から考えるとフェイトの正体・真意はかなりカーラと一致していると私には思えた。
何かオラ書いてて、すげーワクワクしてきたぞ。でも、これが当たりだったら、かなり
洒落にならないパク(ryな気がするw。まあ、ハズレの可能性の方がでかいけどさ。
次回以降の展開が非常に楽しみ。期待大ですね。